MESSAGE 2023 〜 季節を学ぶ 〜 |
||
”春” 立春 ・ 雨水 ・ 啓蟄 ・ 春分 ・ 清明 ・ 穀雨 ”夏” 立夏 ・ 小満 ・ 芒種 ・ 夏至 ・ 小暑 ・ 大暑 ”秋” 立秋 ・ 処暑 ・ 白露 ・ 秋分 ・ 寒露 ・ 霜降 ”冬” 立冬 ・ 小雪 ・ 大雪 ・ 冬至 ・ 小寒 ・ 大寒 |
||
春 〜 「はる」は万物が発る季節"立春"(りっしゅん) − 春の気たつを以て也 (暦便覧) 春遠 〜はるとおし 寒風いっそきびしい日々 時折、まぶしい日差しが入り込む。 これが春というのか 淡い希望、思いはばからむ |
||
"雨水"(うすい) − 陽気地上に発し、雪氷とけて
鳥謡 〜とりうたう なにゆえここに住むのか なにゆえここで生きつづけるのか 渡る鳥うたう 風が吹く、雪をつれて |
||
"啓蟄"(けいちつ) − 陽気地中にうごき、ちぢまる虫、
陽高 〜ひだか 雪がしまってきた いつのまにやらお陽さんが高い。 雪に陽が照り返す。 もうすこしであたたかくなる |
||
"春分"(しゅんぶん) − 日天の中を行て昼夜等分の時也 (暦便覧) 陽気 〜ようき 雪がとけはじめた 風はまだつめたいが陽がいい あたりを見渡す。 そら蒼し。 |
||
"清明"(せいめい) − 万物発して清浄明潔なれば、
水流 〜すいりゅう 水の音さかん やま、川、道
雪の化身が地潤し海肥ゆる
|
||
"芒種"(ぼうしゅ) − 芒ある穀類、稼種する時也 (暦便覧) 山みどり 〜やまみどり 山の息吹が みどりを濃くしている 風に色がつくように香る まさに春。 夏はまだよい。 |
||
▲このページの先頭へ | ||
夏 〜 「なつ」は熱(ねつ)の季節"夏至"(げし) − 陽熱至極しまた、日の長さのいたりなるを以て也 (暦便覧) 風色 〜かぜいろ 風の色濃く、 陽の照り、心地よく 気がつけば夏至。 夏のはじまり。 |
||
"大暑"(たいしょ) − 暑気いたりつまるゆえんなれば也 (暦便覧) なつの盛り 〜なつのさかり あちこちで 花火、太鼓の音。 この時期の安堵。 なつの頂。 たまに吹く秋風。 |
||
▲このページの先頭へ | ||
秋 〜 「あき」は草木が紅(あか)く染まる季節"立秋"(りっしゅう) − 初めて秋の気立つがゆへなれば也 (暦便覧) なつのかげり とんぼが空に舞っていく。 すすきが風に揺れていく。 夕焼けが濃い。それでもまだ暑い。 夏の最後に何を想う。 |
||
"秋分"(しゅうぶん) − 陰陽の中分となれば也 (暦便覧) 夏懐 〜なつなつかし 今年の夏は悔いなく過ごせたろうか。 秋の訪れに終わりゆく夏を振り返る。 今日から陽がみじかくなる。 夕陽がもえている。 |
||
▲このページの先頭へ | ||
冬 〜 「ふゆ」は万物が冷ゆ(ひゆ)る季節"立冬"(りっとう) − 冬の気立ち始めていよいよ冷ゆれば也 (暦便覧) 山が雪をかぶり、 気配が周りにも漂ってきた。 そろそろだよー。 今年も覚悟して楽しもう。 |
||
"冬至"(とうじ) − 日南の限りを行て日の短きの至りなれば也 (暦便覧) 雪がないと冷え、 雪があると足元がわるい。
雨が降ると寒くて、あたたかいと心配になる。
|
||
"大寒"(だいかん) − 冷ゆることの至りて甚だしきなれば也 (暦便覧) 北風、南風。 真冬は南風のほうがおっかない。 北風、乾雪軽くていいね。 南風、湿雪重くてつらい。 |
||
▲このページの先頭へ |