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MESSAGE 2007   〜 季節を学ぶ 〜

 ”春” − 立春(2/4)  雨水(2/19)  啓蟄(3/6)   春分(3/21)   清明(4/5)   穀雨(4/20)

 ”夏” − 立夏(5/6)  小満(5/21)  芒種(6/6)   夏至(6/21)  小暑(7/7)   大暑(7/23)

 ”秋” − 立秋(8/8)   処暑(8/23)  白露(9/8)   秋分(9/23)  寒露(10/8) 霜降(10/23)

 ”冬” − 立冬(11/8) 小雪(11/23)  大雪(12/7)  冬至(12/22)  小寒(1/5)   大寒(1/20)

「 立 春 」 (りっしゅん)

ようやく冬らしくなってきましたね。 と思えば、  
大地は春に向けて少しずつ動きだしています。

春の一歩手前、「夜明け前」という感じでしょうか・・・。
一日の中で「夜明け前」が一番寒くて暗いんですよね。

  〜 立春です 〜

立春(2/4)〜立夏(5/6)までが ”春” だそうです。

その中に、  
  立春 ・ 雨水 ・ 啓蟄 ・ 春分 ・ 清明 ・ 穀雨     
  (2/4)  (2/19)  (3/6)  (3/21) (4/5)  (4/20)
と6つの節目があるんですね。   知りませんでした。

  立春 ― 東風凍りを解く(はるかぜ、こおりをとく)、
         春の気たつを以って也
   春  ― 「はる」は万物が発る季節

季節にかかわる仕事をしている者として、たくさんある日本の季節を
少しずつお知らせできればと思っています。

「 雨 水 」 (うすい)

暦は旧正月をすぎ、陽射しも春らしく感じるのは気のせいでしょうか。 
大地は春に向けて少しずつ動きだしています。
春の一歩手前、「夜明け前」という感じでしょうか・・・。
一日の中で「夜明け前」が一番寒くて暗いんですよね。

   雨水 ― 土が潤い起る 、陽気地上に発し雪氷とけて雨水となれば也

「 啓 蟄 」 (けいちつ) 

暦は旧正月をすぎ、陽射しも春らしく感じるようになりました。 
   大地は春に向けて少しずつ動きだしています。
春の一歩手前、「夜明け前」という感じでしょうか・・・。 
一日の中で「夜明け前」が一番寒くて暗いんですよね。

      啓蟄 ― 陽気地中にうごき、ちぢまる虫
                   穴をひらき出れば也   (暦便覧)

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「 春 分 」 (しゅんぶん)  

〜お彼岸です〜

雪の中をかきわけてお墓参りにいく姿は、なんとも日本的で美しいものです。
そもそもなぜお彼岸にお墓参りをするのでしょうか。調べてみました。

あの世(彼岸)とは、ちょうど真西の方向にあると考えられているそうです。
そのちょうど真西に太陽が落ちる春分と秋分の日は、
ご先祖様との橋渡しをしていただける日として、江戸時代からの風習となっているようです。

いま雪がしんしんと降っています。 「もう少しだよ、春は。」と言っているようです。

  春分 ― 日天の中を行て昼夜等分の時也
   春  ― 「はる」は万物が発る季節  (暦便覧)

「 清 明 」 (せいめい) 

植物の冬囲いもそろそろ外す季節になりましたね。あんまり早く外すと植物がカゼひくことも。
気をつけてください。
風が強い時期でもあります。植物の葉から水分が抜けやすいので、
樹木を植えたばかりの方は、地面が乾いてきたら水遣りをおこたならいでくださいね。

春の陽射しがたまに顔をのぞかせます。

  清明 ― 万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれる也    (暦便覧)
   (晴れ渡った空には当に清浄明潔という語ふさわしい。
         地上に目を移せば、百花が咲き競う季節である。)

春 はる と言ってますが、ほんとに暖かいなって思えるのはもうちょっとなんですよね。
待ち遠しいです。本当の春。

「 穀 雨 」 (こくう)

4月20日、本日の札幌の予想最高気温は18度だそうです。
以前までは気持ちだけでも早く春の気分で、と思っていましたが、
ようやくこれで ’身も心も 春’ です。

春の訪れ

穀雨は6つある春の季節の最後。

この季節の雨が植物を芽吹かせ、穀物を育て、
今年もまた豊かな緑を与えてくれるのでしょう。
次回5月6日からは立夏が始まりますが、もう少し春の余韻を味わいたいですね。

  穀雨 ― 春雨降りて百穀を生化すれば也    (暦便覧)

きのうはちょうど雨でした。

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「 立 夏 」 (りっか)

北海道にも桜が咲く季節になりました。
暦では5月6日から立夏(りっか)、夏の始まりなんですね。桜咲く夏 北海道。 
暦ではこうなんですね。

今までは雪を溶かしてくれた太陽が、これからは地面を温める役目に変わります。
そしてあたためた地面からは、様々ないのちが、
その恵みをくれた太陽に向かって近づいていきます。
冬の間凍えきった北海道だから、近づこうとする力は人一倍です。 芽が出てきました。

  夏  ― 「なつ」は熱(ねつ)の季節
 立夏 ― 夏の立つが力へ也  (暦便覧)
      (この日から立秋の前日までが夏、野山に新緑が彩られ、
       夏の気配が感じられるようになる。 かえるが鳴き始め、筍が生えてくる。)

私も太陽にあたためてもらおうっと。     

立夏 ・小満 ・芒種 ・夏至 ・小暑 ・大暑
(5/6) (5/21) (6/6)  (6/21)  (7/7)  (7/23)

「 小 満 」(しょうまん)

5月22日は札幌の最高気温21度とかなり暖かくなってきました。
車で走っているとエアコンをONしたくなります。

夜桜の会

自宅前の空き地に咲いている八重桜の名残惜しさに、
ご近所さん達で今年3回目のお花見が
始まっていました。
その枝を軽く振ると花びらがはらはらと散っていきました。
散りゆく花びらが何か私たちに伝えていったように思います。
散りゆく花びらですから寂しいのかと思ったら、なんだか嬉しそうでした。

  小満 ― 万物盈万(えいまん)すれば草木枝葉繁る (暦便覧)
          (陽気がよくなって草木が次第に生い茂るという意味)

四季あるこの地に感謝して、迎え来る「なつ」を楽しみましょう!

「 芒 種 」(ぼうしゅ) 2年目のシェードガーデン

北海道で一番過ごしやすい季節が来ました。さむくて雪の多い冬も、
この季節があるからこそ乗り切れます。
木々があっという間に生い茂って、
北海道の人は「オガッテきたなぁ。」と言います。
今言う人は少なくなりましたが・・・。

花たちはこの時期に、一斉に、多種多様に咲いてゆきます。
まさに芒種(ぼうしゅ)の季節です。


  芒種 ― 万物盈万(えいまん)すれば草木枝葉繁る  (暦便覧)
        (陽気がよくなって草木が次第に生い茂るという意味。
               西日本でははしり梅雨が現れる頃だそうです。)

  毎年きちんとやってきてくれる季節に感謝ですね。

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「 夏 至 」(げし)  ニセアカシアの花びら


  夏至 ― 陽熱至極しまた、日の長きをいたりなるを以て也
  夏  ― 「なつ」は熱(ねつ)の季節         (暦便覧)

すこしづつまた暖かくなり、北海道の冬を忘れさせてくれるほどの
心地いい季節が続きます。

   通りにはニセアカシアの花が散って降ります。

   自然が見せてくれる華々しい場面は今がちょうど旬です。

「 小 暑 」(しょうしょ)  

小暑 ― 大暑来れる前なれば也
夏  ― 「なつ」は熱(ねつ)の季節    (暦便覧)

真鍋庭園の夏

帯広の真鍋庭園です。
手入れが行き届いていて、本物の庭園を肌で感じました。

夏の日陰

小暑となれば、日陰が欲しくなる季節です。
シェードガーデンで夕涼みができたら、
夏の暑さもいいものですよね。

「 大 暑 」(たいしょ)  

大暑 ― 暑気いたりつまりたるゆえんなれば也
夏  ― 「なつ」は熱(ねつ)の季節    (暦便覧)

今年の夏はどうなるんでしょうか?って思わせる天気が続きます。
暑くもなく寒くもなく(ちょっと寒いですね)。
私の好きな夏は、やはり照りつける日差しと、
たまに降るスコールのような雨です。
昨年は暑かったですね。

そんな夏を今年も少し期待します。

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「 立 秋 」(りっしゅう)

立秋です。    『えっもう秋なんですか?』と言いたくなります。

少しこの24節気には慣れてきましたが、夏のシリーズ(立夏〜大暑)が
北海道に合っていたので少し油断していました。

年をとると時間が経つのが少し残念になります。
秋の楽しみを見つけながら、冬の楽しみも見つけておこうっと。

    「あき」 ― 草木が紅(あか)く染まる季節。
    立秋  ― 初めて秋の気立つがゆへなれば也   (暦便覧)


この日からは「暑中お見舞い申し上げます」から「残暑見舞い申し上げます」に変わるんですね。
また勉強になりました。

          立秋 ・ 処暑 ・ 白露 ・ 秋分 ・ 寒露 ・ 霜降
           (8/8) (8/23)  (9/8)  (9/23) (10/8) (10/23)

 「あき」は草木が紅(あか)く染まる季節

「 処 暑 」(しょしょ) - 陽気とどまりて、初めて退きやまんとすれば也  (暦便覧)

札幌は残暑が例年になく続いています。
9月の足音も近づいてきているのに、30℃近くまで気温が上がっています。

でも風はさわやかで夜は寒くさえ感じるようになりました。

これからは月見に良い季節ですね。
  おいしそうな月がたくさん見られますように。

「 白 露 」(はくろ)

- 陽気ようやく重なりて露にごりて白色となれば也  (暦便覧)

秋分の一つ前の白露は
 「あたたかな季節の夕暮れ」ともいうきでしょうか。

お彼岸の準備を考えつつ、夏の思い出に少しひたります。

−「あき」は草木が紅(あか)く染まる季節−

                       今年も無事に過ごせるように、あともう少し。

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「 秋 分 」(しゅうぶん) - 陰陽の中分となれば也  (暦便覧)


秋のお彼岸の中日である9/23は、ちょうど太陽が真東から昇り真西へ沈みます。
西はあの世への方角とされており、この世とあの世の交流がしやすくなるんですね。

      秋の夕方、西の方向に向かって思います。
      「ご先祖様、ありがとうございますね」って。


「あき」は草木が紅(あか)く染まる季節

 穏やかな秋分の一日に感謝します。

「 寒 露 」(かんろ)

少しづつですが冬に向かってるんだなって思わさりますね、 「寒露」。
その次に来る「霜降」のあとから冬に入るんですね。
紅葉もそろそろ始まり、菊の花も咲き始めた頃でしょうか。

収穫を向かえる秋の季節の中で、寒露はその収穫(まつり)のあとを
感じさせます。

   −陰寒の気に合って、露むすび凝らんとすれば也 (暦便覧)

 「あき」は草木が紅(あか)く染まる季節


                迎えくる冬に備えて心も冬支度を。
                小さな喜びに感謝できる心でありたいですね。

「 降 霜 」(こうそう)

        − つゆが陰気に結ばれて、霜となりて降るゆへ也   (暦便覧)

暦の上では「霜降」で、秋が終わりを告げ次の「立冬」(11/7)からは冬が始まります。
毎年のことですが早いですね、1年が経つのは。


「あき」は草木が紅(あか)く染まる季節


        さてさて、
          あたたかな日に冬支度しよっと。

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「 立 冬 」(りっとう)

      − 冬の気立ち初めていよいよ冷えゆれば也
      − 冬 〜 「ふゆ」は万物が冷ゆる季節 (暦便覧)




暦も11月に入り、師走に向けて徐々に慌しくなってきました。
年賀状やお歳暮の準備もそろそろですね。

おかげさまで今年も無事に良い一年を越せそうです。
 まだちょっと早いか?な。


      森の中の温泉に入って
          木々の枯れ具合に心沈めたいな。

     立冬 ・ 小雪 ・ 大雪 ・ 冬至 ・ 小寒 ・ 大寒
    (11/8) (11/23) (12/7)  (12/22)  (1/5)  (1/20)
               紅葉の日光

「 小 雪 」(しょうせつ)

        − 冷ゆるが故に雨も雪となりてくだるがゆへ也   (暦便覧)

すっかり冷たくなりましたね。外の仕事をしていると、
1週間ごとに冬が近づいてきていることを土のしばれで感じます。
掘るとですね、先週はまだ土もしばれてなかったのですが
昨日は5cm位しばれてスコップが入りませんでした。


  冷えの力には心も体もかないません。トホホ・・・


    「ふゆ」は万物が冷ゆる季節


          〜家に帰ると室内の暖かさにあらためて感謝ですね。
                今日は鍋とお風呂で冷えた体をあっためよ。

「 大 雪 」(たいせつ)

  − 雪いよいよ降り重ねる折からなれば也   (暦便覧)

めっきり寒さが本気を出して、空気も地面も凍てつく冷凍庫状態となりました。
ちらちらと降る雪ごとうっすら積もり、根雪となるスタンバイがほぼ完了しています。

師走の一時に感じる、この時期の朝の冷たさ(静けさ)が心に潤いを感じさせてくれそうです。


    春まで静かに待っているんだよって
         誰かが言っているような気がしました。

    「ふゆ」は万物が冷ゆる季節

          冬だけはおとなしーく待ってよーっと。

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「 冬 至 」(とうじ)
             − 日南の限りを行うて日の短きの至りなれば也   (暦便覧)

札幌もようやく根雪になりました。
この日を境に日射しが少しずつ長くなることを考えると、長い冬も少し耐え易きかな。
少しずつ春に向かっているんだなと思えますね。


いつかなくなる雪なんだと思いながら降る雪を見ていると、
                 少し ”かわいらしく”思えてきます。

いくら降ってもいいよ。  
春にはなくなるんだから元気いっぱい降りな。


             冬  「ふゆ」は万物が冷ゆる季節

「 小 寒 」(しょうかん)
         − 冬至より一陽起るが故に陽気に逆らう故益々冷る也    (暦便覧)

いよいよ寒の入りですね。さぶいさぶい。

「冬は寒いから体を温めないと。」と、食事を鍋物にしたり
ストーブを炊いたりして『あったか〜く』なり、
そのうち1枚服を脱いでテレビ見てみかん食べて…
とこれも冬の風物詩ですね。

でも反面的に考えるとありがたい時代ですよね。
季節に関係なく「快適」を当たり前にしている自分たちの生活。
本当に感謝感謝です。

それだけに自然がおりなす季節感をしっかりと肌で感じ取ることがないと
いけない気がします。

ちょっとした温度や湿度の差、日の傾き、雪虫などが伝えるメッセージには、
人が人として生きていくための何かがあるのではないでしょうか・・・。
そう信じていたいものです。
                                        「ふゆ」は万物が冷ゆる季節

「 大 寒 」(だいかん)

冬至から約1ヶ月して迎える『大寒』は、約1ヶ月(4週間)を1日でいうと2時間に相当するんですね。
とすると、2週間が約16時間、2週間といえば二十四節の1節。
二十四節は24時間?なにか通ずるようですね。
(勉強不足で申し訳ありません。)

昔、理科の授業で習った
『太陽が12時をさしても気温は最高にならない。
最高になるのは2時頃、つまり2時間経って地温や空気に影響するんです。』
という言葉を、昼でも凍てつく日には思い出します。

 大寒 − 冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也 (暦便覧)


窓の向こうで雪をかいている人に
        「よかったね。もうちょっとで春だよ」って心の中で言いました。

「ふゆ」は万物が冷ゆる季節       (次回は立春です。いよいよ春にバトンタッチですね。)

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