MESSAGE 2017 〜 季節を学ぶ 〜 ”春” − 立春(2/4) 雨水(2/18) 啓蟄(3/5) 春分(3/20) 清明(4/4) 穀雨(4/20)
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春 〜 「はる」は万物が発る季節"立春"(りっしゅん) − 春の気たつを以て也 (暦便覧) まだまだ雪がたくさんあるのに、 『 春 』 を告げられ、 北国は本州と違うよ。 と思いつつも、 言葉だけでも「春」を口ずさむ事自体に気持ちが上向いてくる。 雪の中だから、ありがたい「立春の日」ですね。 |
"雨水"(うすい) − 陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となれば也 (暦便覧) まだまだ雪深い札幌に昨日雨が降った。 まさに雨水の季節に合わせる様に。 でも、「まだまだ」である。 そんな雨を歓迎したい春間近、 北国のひと時である。 |
"啓蟄"(けいちつ) − (暦便覧) 北国の春は雪の中であっても、陽が高くなるにつれ、
3月という月は不思議なもので、
これも陽の高さと関係があるのだろうか? 雪の中、渡り鳥が少しずつ南の国からやって来る時期です。 |
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"春分"(しゅんぶん) − 春の気たつを以て也 (暦便覧) 今日の札幌市清田区の最高気温は7℃。 暖かい日が続いております。 路肩に積まれた雪の背が低くなることにも春を感じます。 鳥さんもお散歩を楽しんでいました。 |
"清明"(せいめい) − 万物発して清浄明潔なれば、此の芽は何の草と知れる也 (暦便覧) 陽が高く、空が薄青く、山の木々にはまだ葉はつかず、
とけた水は下へ下へとくだり、やがて川へと結びつく。 大地は潤い、たまにプクプク音を立てる。
そんな中、今年も春のおにわづくりは、
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"穀雨"(こくう) − 春雨降りて百穀を生化すれば也 (暦便覧) 風が吹き、雨が降り、またさらに冷え込んでみぞれ。 でも、これが穀物や植物には恵みの雨。 自然の恵みは厳しい環境を乗り越えなくては
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夏 〜 「なつ」は熱(ねつ)の季節"立夏"(りっか) − 夏の立つがゆへ也 (暦便覧) 夏と云われても、まだまだ北国は春。 この恵みを満喫したいので、ちょっと待って欲しい。 雪多く寒い冬をようやく乗り越えたから。 花々が咲いている山、勢いよく流れる川から力を分け与えて貰おう。 |
"小満"(しょうまん) − 万物盈満すれば草木枝葉繁る也 (暦便覧) 木々が芽吹いている。 森が鳥を呼び、賑わいを取り戻す。 艶々しい若い力が満開の季節がきた。 若い力に幸あれと願おう。 |
"芒種"(ぼうしゅ) − 芒(のぎ)ある穀類、稼種する時也 (暦便覧) 種子が風にのり、鳥や虫の付き、広がり、
共存する種子が生きのびて、そうでない種子は耐えながら日の芽を待つか、
時には、現実は厳しい一面も覗かせます。 強さよりも、助け合う力があれば、必ず生き延びれるのだ。 |
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"夏至"(げし) − 陽熱至極しまた、日の長さを至りなるを以って也 (暦便覧) 北国の夏至は、暖かくもありながら、爽やかな北風の中、
欧米では夏至をイベントとして
今年は曇りから雨に変わるあいにくの中、お天道様の姿も
主役のいないイベントがあるのも、それが自然だから仕方ない。
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"小暑"(しょうしょ) − 大暑来れる前なれば也 (暦便覧) 北国の貴重な夏が来た。 まちこがれていた夏だ。 計画を実行しよう。 だが、思ったよりもあついわ。笑
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"大暑"(たいしょ) − 暑気いたりつまりたるゆえんなれば也 (暦便覧) 北国のみじかい夏は本番をむかえました。 山へいったり
次回は立秋、秋の始まりです。 |
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秋 〜 「あき」は草木が紅(あか)く染まる季節"立秋"(りっしゅう) − 初めて秋の気立つがゆへ也 (暦便覧) 立秋と気がついて、 夏にやり残したことをやる私。 海へいったか、山へいったか、花火はみたか。 そろそろ秋の計画をたてよう。 |
"処暑"(しょしょ) − 陽気とどまりて、初めて退きやまんとすれば也 (暦便覧) 夏が続いています。
でも、朝晩は若干肌寒い今日このごろ。 夏と秋が入り交じる季節ですね。 雲と月が存在感を示す季節ですね。 |
"白露"(はくろ) − 陽気ようやく重なりて、露こごりて白色となれば也 (暦便覧) 昼間の陽射しが眩しい季節。 夜の月がホッとさせてくれる季節。 とんぼがその合間をうめてくれる季節。 そして田畑が実りを迎えます。 |
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"秋分"(しゅうぶん) − 陰陽の中分となれば也 (暦便覧) 流れ行く雲のように、 流れ行く川のように、 流れ行く景色を作るために、 お日様の恩恵に授かりながら、秋分に感謝しよう。 実りの秋をいただきます。 |
"寒露"(かんろ) − 陰寒の気に合って、露むすび凝らんとすれば也 (暦便覧) 朝霧とこもれびと、 紅葉と遮光。 きのことどんぐりと。 いま秋まっただなか。 |
"霜降"(そうこう) − 露が陰気に結ばれて、霜となり降るゆへ也 (暦便覧) 霜はとっくに降りました。 今日は台風の影響で雪が 雪降ですね。 冬は確実に近づいてきてます。 |
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冬 〜 「ふゆ」は万物が冷ゆる季節"立冬"(りっとう) − 冬の気立ち初めていよいよ冷ゆれば也 (暦便覧) 冬の始まりは大体暖かい。今年は寒波が来ないのでは?
ただ、寒さは確実にやってくる。 人も段々と寒くなるのを身体に染み付いているはずだが、
それは、辛い時期だから。 じっと我慢して、一歩成長して、また来る春に羽ばたこう。
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"小雪"(しょうせつ) − 冷ゆるが故に雨も雪となりてくだるがゆへ也 (暦便覧) 先日降った雪は一晩で30cm。 一度とけるといっても、雪の降り始めにこの量なのが、雪国札幌。 空気も冷え、心なしか青みがかって見える、凛とした景色が気を引き締めます。 でも、体に余計な力も入るので、澄んだ空気で深呼吸。 今期のお庭工事もあとひと踏ん張り。ケガ無く今シーズンを締めくくろう! |
"大雪"(たいせつ) − 雪いよいよ降り重ねる折からなれば也 (暦便覧) 最高気温がマイナスの日が続き、里山にいよいよ本格的な冬がきました! 雪も順調に積もっています。 そんな中での陽の暖かさは心もあったかくしてくれます。 来週からは排雪準備。今のうちに心も身体も一休み。 今期も無事にお庭工事・冬囲いを終わらせる
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"冬至"(とうじ) − 日南の限りを行て 日の短きの至りなれば也 (暦便覧) 一年で夜が一番長くなる日。 しかし 【一陽来復】 といい、
かぼちゃを食べて、ゆず湯に浸かり、
今日から排雪業務開始です!
今年も一年ありがとうございました!
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"小寒"(しょうかん) − 冬至より一陽起るが故に陰気に逆らう故益々冷る也 (暦便覧) 穏やかに過ぎたお正月。 雪も少なく落ち着いた仕事始めです。 しかし、このままで終わらないのが北の大地。
本年もよろしくお願い申し上げます。 |
"大寒"(だいかん) − 冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也 (暦便覧) 年が明けて3週間が過ぎました。 雪の降り方は相変わらず穏やかなのですが、
降った雪の下は、歩道も車道も氷で、ものすごく滑ります。 運転する方も歩行者の方も、
次回の二十四節気は、『立春』です。
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